宅録VSスタジオ

宅録とスタジオってどう違うの?

近年、自宅でレコーディング環境を整えて自身で楽曲を作る(宅録)の方が増えています。
楽曲を自分で完成させるまでにはさまざまな工程があり、それぞれ高価な機材、高度な技術、経験や知識が必要なため、実際に宅録とスタジオでの違いとは一言では表せませんが、楽曲を作るということはお医者さんの技術くらい難しいことなのです。
では、楽曲を作るにあたって、どれだけ宅録と当スタジオの最終的な楽曲の違いがあるのかを実際に検証してみました。
レコーディングから楽曲を仕上げるまでの全てにおいて、宅録と当スタジオそれぞれ別で作業し同じ楽曲を仕上げてみました。

〜宅録編〜

宅録での環境で実際にアーティストがレコーディングしに行き、Sさんの自宅でミキシング・マスタリングまでを行っていただきました。
使用マイク「AKG C214」
アーティスト「島津優」
楽曲「Days」

そして完成した音源がこちら

〜スタジオ編〜

当スタジオにて再度ボーカルを全て録り直し、スタジオ機材にてミックス・マスタリングを行いました。
使用マイク「ノイマンU87Ai」

そして完成した音源がこちら

いかがでしたでしょうか?
レコーディングしたボーカルは、マイクの性能や録音環境での差がかなりハッキリと現れました。
ミックス、マスタリングに関してもパソコンだけで編集した宅録環境と、しっかりとした機材を使ったスタジオ編集でも
完成音源に大きな差が出ることが分かりました。